関東B級&ご当地グルメドライブ 

関東近郊の貧乏旅行とB級グルメのブログ。 1泊・日帰りを問わず「いかに金かけず楽しむか」をテーマとした「B級旅行」に挑戦!! たまに温泉や温泉水販売所についても触れます。 予算は日帰りは大人2人5000円、1泊は18000円~23000円を目安にしています。 記事はあくまでUP当時の現状なので、それ以後の内容に関しては保証できませんので悪しからず。 R5年4月より不定期更新となります。 ご意見・ご質問は、 Instagramの方にていただければ幸いです。

タグ:カスミ

全国各地の中規模ご当地スーパーチェーンを買収し
着々とその傘下に収めて拡大してきたAEON系列。

延々と繰り返される吸収合併こそが、
AEONグループの歴史であるとも言えます。

このAEONグループvs他の勢力等について、
的確に表にしてツイートされた方がいらっしゃいます


https://twitter.com/ikaring63036919/status/1450094782387154949

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引用元は上記のTwitterだけど、
うん、、、非常にわかりやすいなぁ~👀
(欲言えばヤオコー入れて欲しかったけど笑)


AEON系にはUSMH系と非USMH系に大別されており
マルエツ、カスミ、マックスバリュは前者、
ベルクなどは後者になります。



ダイエーに買収され、
その後にダイエーが危機を迎えてAEONに吸収され、
親会社が2回も変わった入ったマルエツ

続いて茨城のカスミがほぼ子会社化。。。

近年ではいなげやもほぼ子会社化し、
USMH入りがささやかれており、

近年では埼玉発祥のベルクがAEONグループに片足を突っ込みつつありますが、
後者三社とも、意外にまだまだ個性・独立性が保たれています。


その一方、買収されて元の社名すら喪い、
マックスバリュになったご当地スーパーチェーンも
数多く存在します。
(…というか、AEONが倒産したスーパーを助けたと言った方が適切かもしれませんが…)


例えば静岡県に105店舗ものマックスバリュが存在するのはその名残です。

https://waon.info/aeon-trivia/no-maxvalu/?amp=1


AEONが作ったオリジナルのマックスバリュか、
買収されてマックスバリュに変更されたスーパーかを見極めるのは難しいっす。。。


だけど直営AEON系の店舗自体も、
意外にご当地色を大事にしている店舗もあり、
大手=全品統一って訳でもなかったりするのが面白いところで、それらがセブン&アイ系との大きな違いです



その一方、残存している中規模なご当地スーパーチェーンはというと、その共同体というべき、CGCグループというものに加盟しているケースが目立ちます。

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このグループでは、一部仕入れなどを共同で行い、
一部電子マネーなど共通化を図ったりしています。


例えば関東付近で比較的規模が大きい会社は、
茨城&千葉のタイヨーさんやセイミヤさん、
群馬のフレッセイさん、長野のツルヤさん、
山梨のオギノさん、埼玉中心のマミーマートさん、
福島&栃木のリオンドールさんがこれに該当するけど、
中にはそれより小規模なスーパーも加盟していたりします。


よってCGCグループ追って行く事が、
ご当地スーパーを探す上での鍵となりまする。

(どこにも所属していないヤオコーって凄い会社なんだな~とつくづく思うよ。なんせ単独でやっていけるんだから、、、
ちなみにもっと小規模なスーパーの共同体として、
全日食チェーンというのもあります。)



さて、話は本題に。


観光客が旅行の際、苦労するのがお土産。

お土産屋さんや道の駅で売っているモノは値段が高く
変なモノを掴まされる可能性がありますから…

ならばご当地スーパーを狙う方が、
真にその地域に根付いたモノを購入出来る訳で…


しかしスーパーとは本来、
その土地の人が生活必需品を買う為の場所なので、
土産になりそうなモノがあまり売っていないスーパーも数多くある訳で、
同じチェーンの店でも目ぼしいモノが買えない店も多くある事は事実でもあります。


そこで今回は、どのチェーンのどのスーパーが、
土産や、その土地らしいお惣菜をゲットしやすいのか
ピックアップして載せてみようかと思います。




目次


①千葉県・おどや   

②千葉県・セイミヤ銚子四日市場店

③栃木県・アイザワ

④茨城県&千葉県・タイヨー

⑤茨城県・カスミ(ブランデ研究学園店)

⑥栃木県・オータニ(フードオアシスオータニ)

⑦群馬県・フレッセイ有馬店

⑧埼玉県・ベルク秩父影森店

⑨埼玉県・やおよし小鹿野店

⑩山梨県・オギノ山中湖店

⑪静岡県・マックスバリュ(旧ヤオハン系)   

⑫長野県(一部群馬県)ツルヤ

⑬神奈川県・スズキヤ鵠沼店   


※以下、ここ5年以上行っていないご当地スーパー

⑭福島県&栃木県・リオンドール   

⑮神奈川県・小田原百貨店(パントリー)   

⑯長野県・デリシア(旧マツヤ)   


≪純粋なるAEONでオススメの店舗≫

⑰AEONスタイル横須賀

⑱千葉県・AEON銚子店







①おどや


木更津から南に展開しているCGC系スーパー
鋸南店、鴨川市内の広場店がオススメ。

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安くはないけど、房総の新鮮な地魚がゲット出来ます
他にはワンカップの千葉県の地酒が数種類販売。
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魚に関しては、水揚げ=運に左右されますが、
たまに珍しいモノが販売されているので、房総に行った際には必ず店を覗くようにしています。


②セイミヤ銚子四日市場店  


セイミヤさんはチバラギの最も東側に展開するCGC系のスーパーで、
特にこちらの店では、
銚子水揚げの魚が売っていたり、
地物の練り物が買えたりします。

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③栃木県佐野市・アイザワ



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http://aizawa.chiharuya.com/sano.html
ここは佐野エリアを中心とした小規模チェーン。
激安店として地元では有名らしく、
駐車場の混雑がハンパなかったです。

内陸部のスーパーには珍しく、鮮魚が強いようで…

ここの惣菜コーナーでは、
イモフライや焼そばが買えます。
焼そばは100円台ながら結構美味かったな…

日配コーナーでは、佐野餃子、
耳うどん、ひもかわ、足利シューマイも安価で販売。



④タイヨー


千葉県北東部や茨城県南東部に展開するCGCチェーン
ヲラの御用達チェーンです。

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残念ながらご当地土産やご当地グルメという面では
あまりオススメ出来ません。

…が、ここは自社で漁船を持っているので、
漁に出た日の夕方には、新鮮な地魚直送され、
他所ではありえない価格で売っている事があります。
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地物の魚を求める方には、まさにパラダイス❗

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春~夏はイワシなどが期待出来ますし、小振りながらカレイやヒラメ、ホウホウなども、、、

その価格は他所の仕入れ値以下‼️

その他はチバラギの野菜なども比較的安いです。

まさに海アリ県=チバラギの象徴といえる店。
茨城なら龍ヶ崎店・土浦店・藤代店
千葉県なら佐倉店・銚子店・白井店が比較的オススメ


⑤ブランデ研究学園店


AEON傘下のカスミグループでは、高級店ブランデを2ヵ所展開。
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研究学園店では奥久慈卵、しあわせ絆牛、
筑波ハムや筑西ハムなどのブランド食材から、
干し芋やだるま納豆(パック)などの、
茨城ならではの地物食材などが買えたりします。
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高級スーパーなので安くは無いですが、
下手な土産物屋よりはまだ良いかと思います。

ちなみにブランデ以外のカスミでは、
フードスクエアを名乗るカスミがオススメです。

普通のカスミよりもややご当地モノが多いです。





⑥フードオアシスオータニ  


先述した栃木県のご当地スーパー。
今まで独立系でしたが、つい最近CGCに加盟したようで、これにはビックリしました!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚


普通のオータニではなく、フードオアシスオータニというブランド名を持つ店舗を狙いましょう。
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宇都宮周辺ならば、惣菜コーナーにて宇都宮餃子、
運が良ければ佐野のいもフライ(いも串)やモロのフライが売っていたりします。
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パンコーナーでは喜連川温泉パン、
日配コーナーでは日光の豆腐や湯波、レモン牛乳、
千本松牧場の乳製品、宇都宮焼そばの袋麺、
地物の方々でも好き嫌いが別れる恐怖?のソウルフード『しもつかれ』などがゲット出来ます。



⑦フレッセイ


こちらもCGC加盟のスーパー。

グンマー帝国民御愛用のフレッセイさんには、
個人的に観光客目線で見たら、当たりフレッセイとハズレフレッセイがある様に思えますが、
一番のオススメの『当たりフレッセイ』は、渋川~吉岡エリアにある、フレッセイ有馬店さん。
ここ行けば間違いないでしょう。

あまり遠くに行けない方には、
館林店が比較的オススメです。
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ここは群馬県民のソウルフードに関しては、
メジャーなモノに関しては大抵何でも買えます。
有馬店の惣菜コーナーでは、
焼きまんじゅうと鶏めし、
ソースカツ丼、パンコーナーではみそパン、

日配コーナーでは地物のひもかわやおっきりこみ、
精肉コーナーでは、南関東では一部商品しか見掛けない高崎ハムの多数の品々が販売。

温めて食べられるモツ煮のうち南関東ではなかなか手に入らないメーカーのモノなど、
乾麺もチルド麺も充実していますし、価格もマズマズ

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⑧ベルク


埼玉発祥スーパー『黒い三連星』のひとつを構成する
ヤオコー、マミーマートと共に、県外にもその勢力を伸ばしているBelcさんは、CGCグループを脱退しAEONグループ傘下に。
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しかし、AEON傘下ながら、
未だにWAON🐶は使えません。
(古くはマルエツ、カスミがつい近年WAONが使えるようになったのと同様、ベルクさんでも使える様になるのは時間の問題かもしれませんね、、、)

このベルクさん、
ここ最近は以前程埼玉色は出さなくなっていますが、
埼玉県西側の店舗では、それなりに埼玉の郷土色を強く保っている店舗も、まだ幾つか残っています。

秩父では、秩父影森店がオススメ。
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ここは惣菜コーナーにて、
みそぽてとやワラジカツ丼系も販売。
そばやうどん、豆腐も地元産が多数。
秩父特有の漬物『しゃくし菜』も数種類販売してます
地酒も豊富。

他地区では毛呂山店、
川越むさし野店、本庄寿店もオススメです。


⑨やおよし小鹿野店


秩父エリアを中心とするCGC加盟スーパーでしたが、近年は大黒流通チェーンに鞍替え。
比較的秩父らしいアイテムを買えるのは小鹿野店。
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オリジナル秩父ホルモンは販売終了してしまいましたが、秩父らしい透明感のある秩父蕎麦や、
惣菜コーナーにてワラジカツ系の小判カツ丼が買えたりします。運が良ければたらし焼きも、、、

⑩オギノ


2023年4月に山中湖店を調査してきました。
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山梨県ほぼ完結のCGC系スーパーで、
惣菜コーナーには山梨県らしいモノはありませんが、
日配コーナーは必見です。

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忍野八海の水で作られた豆腐や、吉田のうどん、
ほうとうなどが土産物屋よりも安価に買えます。
山梨県の地酒も豊富ですし、
山中湖近くという立地上、
富士宮焼きそばなど静岡県のアイテムも売ってます。
(吉田のうどんのカップ麺にはワロタ笑)


道の駅富士吉田と併用すると良いでしょう。




⑪静岡県・マックスバリュ(旧ヤオハン系統)  


静岡県はマックスバリュ王国ですが、それは旧ヤオハングループのスーパーを傘下に治めたからだそうで

特に御殿場市周辺には6店舗展開。

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日配コーナーでは富士宮焼きそばの材料が全て買えますし、浜松餃子も購入可能。

季節によりますが、しぞーかおでんや、牛スジ煮も販売。

この日は惣菜コーナーにて、
富士宮焼きそばや浜松餃子も販売していました。

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静岡県の水産物系は、
静鉄ストアに分があるように見受けられましたが、
御殿場が内陸部だからかもしれません。
(もっと海寄りの店舗なら違うかも?)


⑫長野県(一部群馬県)・ツルヤ



デリシアと共に長野の二大スーパーチェーンと呼ばれるCGC系スーパー。

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こちらはPBが充実。軽井沢店が有名ですね、、、
実は長野まで行かなくとも、群馬県の前橋と吉岡にも
店舗があります。

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惣菜コーナーでは長野のご当地グルメの山賊焼き、
パンコーナーではおやきや牛乳パン、
日配コーナーや乾麺コーナーでは蕎麦も充実。
味噌や野沢菜、オリジナルのリンゴジャム、
とにかく圧巻の一言です。


⑬神奈川県・スズキヤ鵠沼店



スズキヤさんは横浜市南部~湘南にかけて店舗展開しているCGCグループのスーパー。

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鵠沼店が一番充実しています。
鯵の押し寿司や、運が良ければ湘南の生しらすも販売
比較的海鮮系や惣菜が強目です。
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又、観光施設『葉山ステーション』に、スズキヤさんのコーナーがあり、そこで自慢の海鮮丼が買えます。
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≪※以下、以前書いたスーパー≫


⑭福島県&栃木県・リオンドール  




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CGCグループ。
本来は福島の会社であるけど。
日光や鬼怒川をはじめ、栃木の北部に展開するご当地スーパーマーケットのチェーン。

地酒が安く品揃えが豊富。
地酒のワンカップはお勧めで、数種類の飲み比べには最適。
豆腐や湯波は地元のものが買えます。



⑮小田原百貨店(パントリー)



http://www.odawara100.com
西湘地区を中心に展開する、CGCグループ加盟店

小田原らしく地元製の練り物が安くて豊富。
買ったもので小田原B級グルメ『小田原おでん』が作れる程豊富です。

地魚は間違いなくここが最強。
ボラや太刀魚、シイラなどを刺身で売っていたのを数回見掛けました。
下手な土産屋より、ここで相模湾名物である鯵の干物を買った方が良いかも
地元チェーンのあるべき見本店のような店です。

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(↓↓小田原おでんの具材)
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⑯長野県・デリシア



・デリシア

https://www.delicia-web.co.jp

長野と言えばマツヤが有名だったが、
吸収合併されて、店の名もデリシアに変更。
長野名物は何でも揃うが、早くから観光客の需要を見
い出していた為に、価格はそれなりに『上品』

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軽井沢の店以外なら、ほんの少し価格が下がるので
余裕のある方はそちらを狙いましょう。
野沢菜・味噌・りんごは定番。
惣菜コーナーにお焼きが並ぶ日もあり。
あと、佃煮が面白いです。




⑰AEONstyle横須賀  



横須賀の中心部にあるAEON。
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ここのフードコートでは、横須賀のご当地グルメが全て揃います。

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ベーカリーでも、横須賀海軍カレーパンと、
横須賀市民のソウルフード・ポテチパンが買えます

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⑱千葉県・AEON銚子店  



スーパー本体には目ぼしいモノがありませんが、
テナントにて、銚子の伊達巻を売っている店が入っていたり、銚子市民のソウルフード・カレーボールを買える老舗が入っていたりします。
サンオレという銚子市民のソウルフードの菓子パンも美味いです。

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その他、
ご当地グルメの買えるAEONとして挙げられる店舗を
幾つか挙げときましょう。

・AEON川口のAEON直営ベーカリーにて、
鳩ヶ谷ソース焼きうどんパンが買えますし、
フードコートでは武蔵野うどん澤村にて、
本格的な武蔵野うどん『肉汁うどん』が楽しめます


・美女木のAEONと越谷レイクタウンの、
各フードコートにおいて、
長野のご当地チェーン『小木曽製粉所』がテナントで
入っており、本格的な信州蕎麦が楽しめます。

…ですが食品売場では、これといった目ぼしいご当地グルメは見当たらず…
強いて言えばレイクタウンにて十万石饅頭と、精肉売場にてサイボクハムの品が買える位でしょうか…


・大宮ナポリタンの公式サイトにて、
AEON与野の惣菜コーナーにて大宮ナポリタンが販売されているとの記載がありますが、
確認しに行ったら残念ながら販売されておらず( ω-、)





…以上、一部近況を加え、
五年前に書いた記事を大幅に再編してみました。

連休など遠く行かれる際は、参考にしていただけたら幸いです。


尚持ち帰る際、ひとつ注意点をば、、、⚠️


スーパーで土産になるものは、
消費期限が短く要冷蔵の日配品が多いので、
必ず保冷バック持参しましょう。
必ず氷を貰い、帰宅する日の購入をオススメします。     


初掲載2018年8月
再編 2023年4月


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茨城のご当地スーパー『カスミ』さんは、
純粋なローカルご当地企業ながら、
かつては東証二部上場していた位に、
強固な地盤を持っていた。


AEONがカスミ株を取得し傘下になってから、
『いなげや』さん『ベルク』さんと共に、
関東では『AEON外様御三家』を構成してるけど、
マックスバリュ以外、どこもAEON色はやや薄め

(ベルクはもっと独自色が強いけどね…WAON使えないし…マルエツに関してはかなり複雑な経緯を辿っていて独自色は薄くなっているものの、AEONはある程度の独自色を容認しているのかなぁ~?)


現在カスミは、
千葉や栃木、一部群馬埼玉でも店舗が見られ、
別に珍しくは無いスーパーになっており、
逆言えば
『グンタマチバラキ』を地で行っているとも言える。
地域毎に置いてあるアイテムも微妙に違うし…



さて、そんなカスミだが、
現在は『普通のカスミ』
やや高級志向で御当地色強目の『フードスクエア』
低価格志向の『ストッカー』の三業態があるが、
新しい四番目の業態のスーパーを、
お膝元つくば市に二店舗開業。。。

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https://newstsukuba.jp/36402/28/01/

その名は、ブランデ

現在、つくば市の並木という高級住宅街と、
研究学園エリアという開発が進むエリアの2箇所に、
店舗を開業させている。


このブランデさん、
『提案型スーパー』とか言うらしいが、

簡単に言えば、
『品揃えが良く、対面コーナーもある超高級店』
って感じ。
しかし同時に『つくば(茨城)の個性』というものを、
より追及し徹底して全面に押し出している。

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例えばイートインコーナーは、よりカフェを意識した造りになっているし、会員専用のラウンジもある。



つくば市は国道354付近を境に、
異様に物価が高くなる傾向にある。

どれくらいかと言うと、
354より東側にある『つくばのAEON』でさえ、
安く感じるくらいに、、、だ。

もっと具体的に書けば、
小諸市と軽井沢町位に違う😅

しかもつくば市は、市民税がべらぼうに高いし、
国の研究機関が多く、教授とか勝ち組が多く住む。
まぁ、ぶっちゃけお金持ちしか住めない街な野田…


近年のつくば市は、お金持ちの需要を満たす、
市中心部の百貨店が相次いで撤退。

食において、高級志向を持つブルジョア民の、
『良いものを1ヵ所で買える需要』を満たす店が一時少なくなり、その受け皿が必要になっていた。

よって、この様な高級店が出来るのは、
自然な成り行きだったかもしれない、、、
ズバリ、カスミさんのリサーチ勝ちかな、、、


さてこのブランデさん、
個性をより全面的に押し出していると書いたが、
それはご当地グルメアイテムの品揃えにも、
同様の傾向があるとの噂を耳にした。

どれくらいのモノなのか、
分不相応な身分ながら、ちょっち覗いてみる事にした



月並みながら、生鮮コーナーから。

あまり撮る訳にはいかないので、
まとめた画像のみ載せときます。

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飯村牛は筑波山麓で飼育されている黒毛和牛で、
ご当地グルメである『土浦カレー』で有名な、
『キッチン中台』さんでも使用されており、
幻のブランド牛とも言われている。

筑波ハムさんのハム&ウインナー&ヨーグルト、
下館工房さんの加工肉も販売。

一方、奥久慈のしゃもは見掛けず。


鮮魚コーナーでは、茨城の干物を販売。
那珂湊からも仕入れているとの事だけど、
地魚は少な目で、全国からブランド魚が集まる。



青果野菜コーナーの近くには、
茨城名物の焼き芋や干し芋は多数販売。

焼き芋は、複数の種類が置いてあるし、
芋や栗を使用したスイーツも充実している。

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茨城で近年人気のある、
『かじゅる』さんのや『つじや』さんの
フルーツサンドも販売。
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果物、ゴロゴロなんだよね、、、

栗のシーズンには、モンブランのプリンも販売。
笠間の栗は有名だからなぁ~
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日配コーナーには、
だるま納豆と、土浦のヒゲタ納豆をメインに展開…
なんと、普通のスーパーなら主力商品である筈の、
くめやおかめが隅に追いやられている💦

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奥久慈卵と奥久慈のこんにゃくが置いてあるし、
地物の豆腐や湯葉もある。



麺類は、地物の名店の味を再現する事で有名な、
アイランド食品製のラーメンや、
常陸秋蕎麦が少し多目に展開。

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だが、麺類の中で注目すべきは、
茨城公式B級ご当地グルメである、
那珂湊焼そば専用の麺。

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ぶっちゃけ、このメーカーの麺を使う事が、
那珂湊焼そば唯一の定義であるので、
極論、自宅でこの麺を使用して焼きそばを作っても
本物の那珂湊焼そばを食べた事になる。

一方、
スタミナラーメン系や水戸藩ラーメン系の袋麺やインスタント麺、カップ麺は販売しておらず。

ご当地グルメといえば、こんなモノも販売。

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惣菜コーナーでは、
地元のイタリアン店のアイテムが売りらしいが、
目を引いたのは、茨城名物けんちんそば。
(※うどんも蕎麦もあります)

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他には、常陸牛とローズポークの合挽を使用した
ハンバーグ弁当や、
霞ヶ浦の鯉の煮物、
そして石下名物の春子屋の団子も販売。

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茨城ご当地グルメ・つくばパンに関しては、
やはり全粒粉の茶色く硬いパンを数種見掛けた。

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つくばのベーカリーらしく、対面販売方式を採用。
カスミさん、つくばパンが何たるか、
地元だからさすが分かっているよな~
これは凄いよ、、、


ワインの有料試飲コーナー
これはAEON系ならではかな、、、

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AEONは幕張新都心店にて、
かつてフランスの冷凍食品を売る店を展開していた。

そのノウハウを生かしたか否かは不明だが、
フランスの冷凍食品コーナーを展開。

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研究学園の店舗は、
県内の道の駅とコラボした売り場がある。

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今回は道の駅しもつまのアイテムを販売。

ディスプレイには、県内の道の駅が写し出されていた

期間限定で、
様々な道の駅のアイテムを販売していくのかな?

道の駅こがのアイテムを販売する事があれば、
杉本納豆さんのたわら納豆は是非採用して欲しい。
アレは価格の割に凄いポテンシャルだよ、、、





さて、全体的な感想だけど、
研究学園の店舗の方が、ややご当地色が強い。


財布の紐の緩い観光客にも、
十分満足出来る店である事には間違いは無い。

現に駐車場には、県外ナンバーの車も多く見掛けた。


だけど欲言うなら、
後数種類、茨城らしいアイテムが欲しいかなぁ~


奥久慈シャモとか、何とかならんのかなぁ~
茨城の海の幸ももう少し欲しい。


出来れば惣菜コーナーで、
日替わりで茨城のご当地グルメを扱えないものかな

開店して間もないので、
多分今は試行錯誤の段階とは思う。

ヲラ的には、軽井沢のデリシアやツルヤ等に、
商品展開のヒントがあると思う。
他の長野県内の店舗より高級志向だが、
その反面ご当地色もかなり強いからね、、、


現状、つるやが長野のご当地食材や郷土料理など、
ご当地色を全面に押し出しているのに対し、
ブランデは他所の地域のグルメをかき集めてきている印象を受ける。
同じ高級店でも、やや方針が違うかな、、、



コロナ禍の影響で、生産者は困っている。

それまで地元飲食店が独占していたアイテムを、
ここで販売するチャンスでもあるかなぁ~

なかなか面白い取り組みのブランデさん、
これからの発展を祈らずにいられない、、、



とりあえず、行ったからには買い物はしたい。
ゲットしたのはコレ

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散々偉そうな事書いてきたが、ヲラは所詮凡B人。
値引き品しか買えませぬ( ω-、)


でもいつかは、
正規品が買える様な小金持ちになるぞ~\(^^)/


ま、それはともかく、、、
関東にはブランデさん以外にも、
ご当地スーパーって沢山あります。

手前味噌ですか、関東及びその近辺のご当地スーパー一覧の記事のリンク貼っておきますので、興味ある方は是非。。。

https://niwatori-onsen.blog.jp/archives/20679528.html



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